| ●日時：２００７年２月１８日 |
●メンバー：稲葉 力
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東京ドームでのマラソンＥＸＰＯ |
１６日の昼過ぎに、東京ドームで登録を済ませました。当日の登録はないのです。ま
あ、考えてみたらホノルルマラソンも事前登録だったように思います。東京ドームは混
雑していました。前の日に登録はそういえば、サロマ湖もそうでした。大体、登録の会
場でお祭りがあるのですが、今回は賑やかでしたが（展示会場みたいでした）、通常の
マラソンみたいに屋台もないし、生ビールもなくてその点は寂しかったですね。でも、
ドームの売店があるから止むを得ないんだろうね。
ガイドブックを見て、用意周到な準備がなされていることがわかりました。８：４５
までに３万人が都庁の周囲に整列します。どうやって開会式をやるのか。全員スタート
するのに何分かかるのか。一体、僕らはドリンクを取れるのか。バナナは大丈夫か。1
分間に平均で１００人がゴールする勘定で、一番多いときは1分間で２００〜３００人だ
と思います。東京都の威信をかけてやっているようで、青梅市が皮肉をいうのも理解で
きますが、参加するほうは面白いです。僕だって、１８の９時には興奮が最高潮だと思
います。
１８日は５：５０に起床。家人が「ひどい雨よ」というので外を見たら結構激しい。
それで、東京マラソンのサイトど確認したら「予定通りやります」とのこと。半分ウン
ザリ、半分観念して、雨のときに服装を準備した。気温も低いので、古い山の雨具の上
を着用することにした。下はＣＷ−Ｘだけ。１枚だけのゼッケンは背中につけた。これ
は、暑くなったら、前を開けるため。
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６：４５に自宅を出て、横浜線に乗ったらそれらしき人はいない。でも小田急に乗っ
たら、さすがにランナーの姿が多い。これが新宿で降りたら、なんと改札の外は都庁ま
でずっとランアーで埋まっていた。トイレはどこも長蛇の列。僕は京王までいって、小
用だけ済ませた。なんせ、８時過ぎから出発までは１時間以上ある。
都庁への地下道はランナーで一杯なのだが、警備の方が、「混雑するので地上を歩い
てください」と声を枯らしていた。都庁から先は、ゼッケンがないと入れない。都庁の
横には日通の大型トラックが４０台ほど止まっている。選手の荷物を積むのだが、一度
預けると戻ってこないので、できるだけ遅く預けたいのだが、混雑がひどくて締め切り
の８時半に間に合わない可能性があるので、先に預けた。
ここからは、雨を防ぐには雨具だけだ。傘を差している人もいるが基本的には仕舞う
手段がないのでルール違反。都庁の周辺の申告タイムにしたがって、選手が並ぶのだが、
これがすごい。結局、８時半から９時１０分まで寒さを我慢して待って。９時４５分頃
から司会が元気のいい声で、放送を始めたら選手の方も歓呼の声を上げていた。次に六
本木合唱団とかいう団体が国歌斉唱をしたが、この経験も初めてだ。「おお」というど
よめいが上がった。国歌斉唱の前に「お立ち下さい」と、終ったら「お座りください」
には周囲が笑っていた。
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東京ドームでのマラソンＥＸＰＯ |
雨の中でスタートを待つ |
次に、石原知事の挨拶、次は河野さんの予定だったが遠慮したようだ。９時５分に車
椅子がスタート、そして、１０分にスタートだが、特に変化なく歓声が上がり前の方が
動き始めた。でも何も動かない。歩くようなスピードで動き、都庁の階段の関係者が座
っており、さらにその前に一段と高い観覧席があって、石原さんと河野さんがいて、ラ
ンナーのほとんどが「イェーイ」をこぶしを突き上げて知事に歓呼の声を上げたら知事
も嬉しそうに手を振っていた。
結局、僕がスタートラインに立ったのは、５分過ぎだった。でも５分はカウントさ
れないようだ。今回の計測システムと表示システムは褒めていいと思う。スタートゲー
トの手前の地面にはジェルのような液体が、ヌルヌルと光っていた。一流選手が使った、
防寒用のジェルかなと思った。スタート後は、５ｋｍほど自由に走れなかった。その後
は結構、マイペースだったと思う。仮装とかも意外に少なくて、日本ではまだまだだな
と感じた。沿道の応援は多かったが、ホノルルのような応援はなかった。
２５ｋｍからラップが落ちた、２０〜３４ｋｍは銀座から浅草の往復で応援も多かっ
たが、どうしても足が上がらず「まあ、仕方ないな」と思っていた。３５ｋｍ前からは
もうラップは７分／ｋｍだった。何とか３５ｋｍまでは歩かずにと思っていて、３７ｋ
ｍまでは大丈夫だった。でも３７ｋｍでプッツンした。確か１２時５８分頃だったと思
う。歩き出して以降は、２／３程度歩いてしまった。もっとも、走るのとそう差がない
ように思ったけど、寒いので体温が急激に低下したのには参った。
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４０ｋｍからFINISHまでは半分歩いた割にはまあまあの記録だと思う。１ｋｍ手前か
ら応援がすごくて歩けない、気がねして。走りました。意外なことに僕の前後でゴール
後に倒れる方はいませんでした。みんな元気でした。新しい靴で、練習のときに少し違
和感があって靴擦れをしたが、やっぱり激しく靴擦れをしていた。
で、日本首都東京で、「ほぼ制限時間のない」フルマラソンをやったのは非常に意義
があると思う。多分、これを機会にマラソンファンが増えると思う。今回のマラソンを
支援したボランティアのみなさんには感謝感激である。思ったほどの成績じゃなかった
し、体も激しく疲労したけど、またひどい雨だったけど、主催側の準備が良く満足して
いる。
ビッグサイトのゴールはいいですよ。展示場が広いので、あれだけの人数がいても収
容できて着替えができるんです。おまけに、第１回にしては運営がよかったと思います。
残念なのは天気ですね。山岳会の３名中、今回もビリでした。練習量が足りないんでし
ょうね。レース前は禁酒すべきか、ならば僕は出ないな。
応援して下さった方々ありがとう。みなさんの声援のおかげで棄権せずに済みました。
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やっとゴール（左端の赤い雨具） |
