| ●日時：２０１１年０５月１８日〜２０日 |
| ●メンバー：稲葉 力 |
| ●行程：大体の行程 ○０５月１８日（水） １６時頃 盛岡駅着 ○０５月１９日（木） １０：００ 盛岡散策 〜１２：００ １８時頃 花巻着 ○０５月２０日（金） ０６：４９ 花巻発 ０７：５１ 釜石着 １０：３０ 釜石発 １１：１０ 遠野着 １３：０７ 遠野発 １４：３０ 新花巻発 |
開運橋から見える岩手山 |
19日は13時半からセミナーで12時過ぎには会場に行く
予定だった。ホテルのチェックアウトは10時で時間もあ
るので盛岡城跡公園に行くことにした。途中の開運橋か
らの岩手山が一番きれいだった。まっすぐ15分も歩けば
公園だ。非常に美しいく積み上げられた石垣が印象的だ
った。オオモミジ、イロハカエデなど紅葉のきれいな樹
木が多かった。 駅に戻り、地下の「18番ラーメン」で18番ラーメンを 食べた。昨年は食事の都合で食べられなかったものだ。 今年のセミナーは63名と昨年よりは少ないが人数はまず まずか。セミナーは17時に終わって、タクシーで盛岡駅 戻り17時半の北上行きの乗った。缶ビールでも飲もうと 思ったがとんでもない。主として通学客で満員、ほとん ど立って花巻まで行った。花巻までの沿線は宅地として 開発されていた。 |
|
ホテルグランシェールは探すまでもなく駅前にそびえ
たっている。明朝6:59発の電車に乗るので朝食はパス。
LANは7階の部屋でしかできなかった。きれいなホテルだ
が妙な静けさがある。フロントで周囲にATMはあるかと
聞くと、駅裏にあるという。おかしな話で納得できない
ので少し探すと労金があった。明日の朝食を駅中のコン
ビニで買い、夕食の店を探した。 駅前に「おでんせ」という居酒屋があって、もっと遠 くまで探せば他にもあるだろうが、どうせ同じ程度か思 い、「おでんせ」に入った。カウンターに７〜８名、小 座敷に10名ほどの店だが、ほとんどが予約済み。でカウ ンターに座った。予約で来たのは一見、被災地の復興関 係のボランティア関係の方々か。1時間半ほどで店を出て 部屋に戻り風呂に入って寝た。比較的大きなホテルで、 被災者も避難していると聞いていたが、静まり返ってい た。 |
盛岡城跡公園 |
公園のオオモミジ |
20日は6時に起きて、昨日買ったカップソバとヨーグル
トを食べてチェックスアウト。6:49の釜石行きは4両でボ
ランティアなどで一杯だろうと予想していたらガラガラで
ボランティア風も遠野で降りて意外だった、遠野に集合な
のだろうか。意外だったのは、釜石の2駅手前まで被災の
気配がなかったことだ。古い木造住宅でさえ壊れていな
かった。それが2駅手前から変化があらわれる。まず、道
路に車両が増えて渋滞してきた。公園などに自衛隊の基
地が見え始めた。8:51に釜石着。迷っていたが、10時半
の電車で遠野に行くことにした。 釜石のメーンストリートを港まで往復した。釜石の被災 状況はテレビで見ていたのとは違う。木造家屋はほとんど 全壊だが鉄骨構造はそうではない。以前と同程度の防波堤 を築き港側に高さ6m程度の堤防を築けば、対策にはなるの じゃないだろうか。すでに店舗を再会した人と再開の準備 をしている方がいる一方で、商売再開を断念した人もいる ようだ。街の中で瓦礫の撤去作業をしているのは、全国各 地の機動隊だった。市民もいなければ、ボランティアもい なかった。 |
|
11時過ぎに遠野着いて、まず昼食を取る店を探すがあま
りない。駅から少し歩いて食堂に入り、「遠野味噌ラーメ
ン」を頼んだ。お勧めで麺が薄緑色だった。期待ほどでは
なかった。10分も歩けば、遠野博物館だった。民話館、民
族資料館などとセットの料金もあったが、時間の関係で博
物館だけにした。他に客は一人だけ。完成してまだ日が浅
いのだろうと思う。非常に立派で展示に工夫もされている
のだが、シアターの音響が悪かったり、展示の工夫には物
足りなかった。 帰りの新幹線の中で、「なぜ、遠野が」と思ってiPadで MAPを見て地形にしてみた。それでわかったのは、三陸地方 の盛岡から南の地域では遠野が唯一盆地らしき地形だとい うことだった。石巻方面から船で海岸伝いに運ぶよりも盛 岡、花巻から遠野経由で馬で運ぶ方が早かったのだろう。 13時過ぎの電車で新花巻に出て、14半のやまびこ260号で東 京に戻った。 |
 |
お問い合わせはこちらまで |