| ●日時：２０１１年０８月２２日〜２５日 |
| ●メンバー：稲葉 力 |
| ●行程：大体の行程 ○０８月２２日（月） １０時頃 自宅発 １４時半 千歳着１８時前宿着 ○０８月２３日（火） ８：３０ ブナ林散策 ニセコアンヌプリ国際スキー 場を経て１４時半ワイスホテル着 ○０８月２４日（水） ８時に宿出発、ニセコアンプリ国際スキー場 昭和新山、有珠山を経て、白老の「心のリゾー ト 海の別邸ふる川」に１５時前に着 ○０８月２５日（木） ９時に宿を出発、倶多楽湖へ 仙台藩白老元陣屋資料館、ポロト自然休養林 を経て千歳空港へ 帰宅は２０時頃 |
黒松内、歌歳自然の家 |
6時半に起きた。朝は小雨。母は朝からきょうの準備の
ことを聞いている。繰り返し繰り返し同じことを聞き、家
人に怒られる。9時に二人で送り出しに行き、10時に二人
で駅に向かう。僕は横浜で絶品たんめんでも食べようと思
ったのだが、家人は新横浜からバスで羽田に行くという。
昨夜まではどういうルートでもいいといっていたのだが。
羽田に着くと混んでいるのですぐチェックインした。いつ
もの５０番ゲート付近のラーメン屋で昼食。13自発の満席
の札幌便、562人乗っているとかいっていた。新幹線だと
1,600人か。 ずっと、「警視庁草紙」を読んでいた。機中は珍しく2階。 14時半に着いた。カウンターから送迎バスで営業所に連れて いかれ、スズキの車を借りた。例によって家人はなかなか 出発せず、自分で運転したくなった。15時半頃千歳の営業 所を出てガラガラの道央自動車道を黒松内まで走った。高 速道路料金は3,550円。そこから一般道だがガラガラ。結局 17時45分頃に着いた。チェックインしてから、車で近くの 町営温泉に行った。ナトリウム泉でわれわれは無料。一般 に樹木が細い。 宿に戻って、19時から夕食。生ビール中2杯、熱燗2合の 定量。20時に終了して部屋に戻った。部屋には何もない、 テレビもない。トイレと風呂は共同。洋室でベッド、トイ レは温水式できれいだった。なぜ、これが満室なのかわか らない。21時に就寝。寝る前に缶ビールを買ったが半分残 した。 |
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ベッドが柔らかくて眠りが浅かった。5時に起きて、風
呂を見たら朝から使えるのでジョギングすることにした。
5:15頃に外に出たら雨の降った形跡あり。ストレッチを済
ませて、少し上に上がると舗装が終わって、バーク材の道に
なる。それで下って下に行き、片道17分走って戻ってきた。
道路の両側にあった、ホウノキ状の葉の大きな樹木はリョ
ウブではなく、トチノキの若木ではないだろうか。戻って
風呂場でシャワーを浴びた。6時過ぎに汚れ物をすべてコイ
ンランドリーで洗濯、家人のものも放り込んだので乾燥に
は1時間半かかった。 7時前に朝食、大変シンプルだが大して不足のない朝食を 食べた。おそらく近くで工事をやっている設備会社の4人が 同じ部屋に泊まっているようだ。夜は夕食でも酒は頼まな い。朝食は同じメニューだが、若いのにそれほど食べない。 一番若い子が食欲がない、茶髪。共同生活に適応できない んだなと。家人は満員だというが、単に2人部屋が満室だけ だ。でも4人部屋に2人で泊まろうとも思わないだろう。昼 食、夕食には結構客が入るようだ。料金は酒代を入れて約 16,280円だった。宿泊料のみは、二人で9,000円。 |
ニセコアンヌプリ |
ニセコイワオヌプリ |
8時半から駐車場に車を置いてブナ林へ。ミズナラ、シ
ラカバ、ダケカンバ、ノリウツギ、ハルニレ、カシワ、ホ
ウノキ、トチノキ、ムクゲ、ハクウンボクなどを見た。ブ
ナ林のブナはさすがに大木が多かった。ハイキング並のア
ップダウンがあった。10時半にブナセンターへ。月、火は
休みになっていたがたまたま出てきた職員がいて入れてく
れた。ただし大した展示はない。黒松内はブナの北限だが、
北ほど葉が大きいそうだ。ひょっとしてホウノキもそうな
のだろうか。先日から感じている疑問。 それから家人と相談して、5号線をニセコ駅へ。行って 見れば昨年も一人で寄ったニセコだった。有島武郎の記念 館を見学したのだった。温泉にも入った駅前の施設で昼食、 家人には不評だったようだが。そこを12時半に出て、ニセ コアンヌプリ国際スキー場へ。家人がゴンドラに乗りたい という。天気が良ければ山頂まで歩いてもいいが残念なが ら曇りでゴンドラの山頂駅も展望なし、それでも往復1200 円/一人払って乗った。山頂駅にはアヅマギクが乱舞してい た。展望がなくても上る人はいる。 家人は峠道のガスをいやがっていたようだが、大したこ とないようなので五色温泉を経由してワイスに向かう。五 色温泉で家人に昨年泊まった山の家ともう一つの宿を教え た。バス停から遊歩道に行き、五色温泉の露天風呂を遠望 する。戻って、バス停に売店兼喫茶店があるので入ってみ た。山の写真などのみやげは難しいと思う。高年の男性が 一人でやっていた。 ワイスホテルには14時半に到着。家人はけなしていたが、 近代的なホテルだ。422号室だった。晴れていれば真正面 に羊蹄山が見える。風呂に行くと広い浴場に３〜４人。ナ トリウム泉室。露天風呂からは、アンヌプリが見えたがす ぐに見えなくなった。やはり露天風呂は景色がいいのに限 ると思う。内風呂も浴槽が4つほどあって非常に広い、ま たきれいだ。客室は5階までだが、屋上で休めるようにな っている。ビールを持ち込んでいいそうだ。1階には無料 の広い休憩室があって、飲み物サービスがあり、図書室が 付属してある。家人が風呂上がりにそこで待っていたので、 缶ビールを持ち込んだが、すぐに部屋に戻った。 |
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家人は15時半から1時間ほど昼寝。僕もビールを飲みな
がらウトウトしてしまった。残念ながらコインランドリー
はなかった。夕方17時頃、羊蹄山が見え始めた。山頂がく
っきり見える。屋上に上がると、羊蹄山、アンヌプリ、イ
ワオヌプリ、チセヌプリがはっきり見えていた。18時から
2階で夕食。みなコースが違うらしい。僕らは和食コース。
まあ事後評価で値段と内容を評価すると昨日の方が上かと。
こちらは凝っているだけだと思う。生ビール１、熱燗3合、
家人の頼んだワイン一杯。熱燗は、国士無双とか。僕の席
からは窓越しに雲がたなびき、残照に輝く羊蹄山が見えた。
2年越しの羊蹄山だ。給仕の女性の声が小さく困った。部
屋に戻る前に無料の休憩室に行くと、娘一人親子の3人連れ、
写真を撮っている。バーでも何でもないのですぐ、戻る。
フロントでハートランドを買って行く。 刺身のツマは、ダケカンバと思ったのだが、葉を持ち帰 り確認すると違う。やはり「しそ」なのか。帰宅後確認し よう。明日は早めに宿を出て、ゴンドラを使ってアンヌプ リを往復することにした。部屋に戻って20時半家人は寝て しまった。僕も21時に寝てしまった。携帯電話に充電、ポ メラに山の緊急用品から補給、後日別に補給の必要あり。 |
後方羊蹄山 |
半月湖 |
夜中、暑いせいか喉が乾くせいか、喉が痛くなった。横
においておいた茶を飲むと少し良くなった。風邪を引いて
熱が出たかと心配したが無事だった。ただ、起きてうがい
をしようとしてもうがいができない状態だ。何となく起き
ても頭がすっきりしない。5時前に家人が一度起きて羊蹄山
が見えるという。確かに雲海に羊蹄山が浮かんでいる。そ
れから徐々に雲海は薄れてきた。今朝はジョギングは止め
て5時半に風呂に行ったら、昨日と男女が入れ替わっていた。
今朝の露天風呂からは羊蹄山が見えた。なかなか展望がい
いと思う。風呂を出て屋上に行き、一度部屋に戻りカメラ
で羊蹄山、アンヌプリ、イワオプリ、チセヌプリの写真を
撮った。 6時過ぎに部屋に戻り、家人が風呂に行く。羊蹄山に雲が 出てきたので早めに行動することにした。7時に1階で食べ た朝食はまずまず、ヨーグルト、オレンジジュースあり。 勘定して8時前に出た。すでにカードで払ってあり約25,000 円、酒代ほか27,810円。会席コースが二人で15,000円、室 料が9,000円だった。8時半にニセコアンヌプリ国際スキー 場に着いた頃はすでに雲がかかっていてガッカリ。9時まで 待って視界は不良とのことで今回も断念、考えて半月湖に 回った。 20分もたたずに着いて、少し上ってしばらく下り半月湖 を観光。車に戻って洞爺湖へ。洞爺湖の手前で「わかさい も」を買った、母の希望。どこかで昼食をと思っている内 に洞爺湖温泉を過ぎたので昭和新山へ向かった。意外と観 光客がいた。特に入りたい店がないので火山ラーメンを食 べた。ろくに店がないので混む。有珠山へのゴンドラ、わ かさいも、火山ラーメン、レストランは「わかさ観光」経 営しているようだ。ラーメンを食べて、15分おきに運行し ているゴンドラで有珠山山頂へ。6分で往復1,450円。たぶ ん、昭和新山は見たことがあるが有珠山に登ったのは初め てだと思う。 13時過ぎに下に降りて、白老の宿に行くことにした。14 時40分に白老の「心のリゾート 海の別邸ふる川」に着い た。海に面していてプールこそないが、ロビーも庭もくつ ろげる作りになっている。部屋は広いわけではないが無駄 なものがない。至る所に共用のお休みどころがある。ただ し部屋に風呂はないし、テレビもない。宿に着いたら緑茶 のもてなしがあった。コーヒー、紅茶は24時間無料だとの こと。ロビーの本はまずまずの品ぞろえだと思う。 |
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ロビーで部屋の準備を待つ間、新聞を少し見た。民主党
代表選挙、前原さんが出るようだ。稲盛さんが後見人とか。
小沢さんとの調整をやれば選挙は決まりではないか。風呂
に入ったときに体重を計った。いつもと全く同じ。露天に
入るとさすがに海以外になにも見えない。脱衣場に本が置
いてあった、防水されている本なのだろう。長期滞在を考
える宿なのかも知れない。誰かから電話があり、コールバ
ックすると新居さんからだった。じゃがいもを送ったが不
在で戻って来たと。明日帰宅するので宅配ロッカーでいい
ですと伝えた。 部屋に戻り冷蔵庫の瓶ビールを飲みながら日記をつけた。 家人も出てきてビールを少し飲む。ランドリーがないので 下着を少し洗う。鴨居に干す。18時に1階で朝食。昨日の 夕食と比べて格段にうまく値段の甲斐があるのではないか。 18時に始めて、生ビール、焼酎国稀（黒霧島はなかった） ２、グラスワイン、澗酒１、を二人で飲んだ。いなきびご 飯だったのだが、意外にうまかったが、少し食べて残した。 レタスと麩の味噌汁にも驚いたが悪くはない。牛の陶板焼 きも出たがうまかった。デザートはロビーで食べさせてく れた。デザートもうまかった。ロビーに移ったのは20時頃 か。2時間の食事は久しぶりだ。前庭には篝火（もちろんガ スだろう）があり、雰囲気が良かった。 夕方、風呂上がりの親子がハンモックで遊んでいた。ハ ンモックで昼寝はいい。一度部屋に戻り、21時に再度ロビ ーへ、シャングリラを少しだけいただいた。部屋に戻り21 時半に就寝。ここのホテルも女性スタッフが少ない、なぜ か。宮城県のガレキ処理を2､000億円で鹿島他が受注したと か。鹿島、清水、西松建設他7社程度のJVだった。ゼネコン に任すとうまく行くだろう、西松建設にとってもいいこと だろう。 |
洞爺湖 |
昭和新山 |
夜、暑くて目が覚めて、喉が乾いて昨日のようになった
ので、冷蔵庫の水を飲んだ。5時に起きてジョギングと思
ったが雨だし、そこまで頑張る必要もないだろうと思い5
時過ぎに起きた。5時半に風呂へ。一人しか先客はいなか
った。露天風呂に入りヒゲをそって部屋に戻った。念のた
めに体重を計ったが昨夕と全く同じ。下着を替えて、お茶
を入れて（ほうじ茶）飲みながら日記を書いた。 6:20に家人を起こした。暑い暑いと文句をいっていたが、 きっと夕方、僕がエアコンの設定温度を上げたせいだろう。 6:30に家人風呂に行く。朝食は7時からでうまかった。デ ザートをロビーで食べて新聞を読みながら1時間以上のん びりしていた。確かにコーヒーは無料だったがうまくなか った。部屋に戻り、9時過ぎに出ることにした。一人17,850 円で酒代が4､200円だった。 倶多楽湖に行く。未舗装の道路を行くと最後にバンガロ ー風の売店がありボートがあった。売店の内部はきれいだ った。晴れていれば結構雰囲気がいいのではないかという 話になった。トイレに入りすぐに仙台藩白老元陣屋資料館 に向かった。陣屋の時代は12年だけであり、かなりの期待 はずれだった。すぐに出て、ポロト自然休養林に向かった。 ポロト湖は、最初にポロト温泉があり、それからインフォ メーションセンターが出てくる。最後は1車線の道路だっ たが、舗装されていた。キャンプ場は整備されていたが、 あまり利用されていない雰囲気だった。12時前からポロト 自然休養林で森林を30分ほど見学してから家人はビジター センターへ、何もないと思うのだがしばらく見学していた。 僕は中には入らなかった。 |
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家人眠いというので、12時半頃から13時半まで車の中で
仮眠。僕は読書と仮眠。少し早いが13時半にキャンプ場を
出た。一度JRレンタカーまで行ってからガソリンを入れに
戻り、再度JRレンタカーに行った。家人はなかなか道を覚
えない。千歳空港に15時前に行き、母に「ひとつ鍋もなか」
を買ってから、「八雲ソバ」で夕食。高速道路料金は1､350
円だった。総計500kmを約30lで走り、燃費18km/lだった。
生ビール２、家人の冷酒１を飲んだ。セイロを食べたがう
まかった。 空港のロビーでも機内でも飲まなかった。ずっと山田風 太郎を読んでいた。機内は満員。18時半過ぎに着いたので、 僕はいつもどおり新横浜行きのバスにするつもりだったが 家人が町田行きにすると自分で19:10発のチケットを買っ て来た。町田には20時30分頃。バスも満員。バスの中でも 山田風太郎。町田で横浜線に乗ったら、3番ホームなのにな ぜか東神奈川行き。町田であわてて降りた。淵野辺に21時 前に着、そのままワタミに入る。餃子、野菜炒め、厚揚げ、 僕は生ビール、家人の生ビール、焼酎1杯飲んだ。 |
「心のリゾート 海の別邸ふる川」前の虎杖浜 |
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