| ●日時：２０１４年０５月２８日 |
| ●メンバー：稲葉 力他１６名 |
| ●行程：大体の行程 ○０５月２８日（水） ９：４０ 小田原駅バス発 １０：２０ 湯坂路入口ＢＳ着 １０：３５ 出発 １２：００ 浅間山着 １２：３０ 浅間山発 １３：５１ トイレ休憩 １５：００ 箱根湯本駅着 |
アギスミレ |
9:10頃に小田原に着いて小田急の改札を出てJR改札の
前まで行くと、小田原大提灯の下で福重さんと水野さん
が待っていた。先日の予定では13名とのことだったが、
結局、17名だった。9:40のバスにほぼ占領する格好で乗
り込んだ。湯坂路入口に10:20についてバスを降りるとバ
スは空っぽになった。広い場所まで移動して開講式。体
操は最年長の松原さん。 下見のときにはナツトウダイばかりだったとのことだ が確かに多く、花期は過ぎていた。しかも他のところよ り小さめの山野草が多いようだ。マメザクラを横に見な がら歩く、サンショウバラの葉を教えていただく。フタ リシズカの葉が元気ない。ウマノアシガタが結構多く、 ニガナと黄色い花を咲き競っている。ニョイスミレが多 いと思っていたが、後でアギスミレと判明した。ホウチ ャクソウも小さい。ミヤマナルコユリ、ナルコユリはあ るがアマドコロはない。シシウドがあったが食べられな いと教わる。 |
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後続を待つ間、松原さんがススキの葉を飛ばして見せ
てくれた。後続が遅れたのは、ヒメハギとテンニンソウ、
それとトンボの観察をしていたためのようだ。ミツバツ
チグリの判定、花びらが5〜7枚なのでニガナと判定、ゼ
ンマイは終わっていて食べられない。マムシグサも小さ
かった。水野さんのハルジオンとヒメジオンの見分け方
を教わる。まだ咲いていないノゲシ。コースには箱根町
の管理票があって、ここには管理票No.115があった。50m
おきにあるようで登山口に着いたらゼロになっていた。 福重さんがワラビをせっせと摘んでいる。コース中、 ずっとウグイスが鳴いていた。鷹巣城跡に11:25。ホオノ キ、ニシキウツギ、ヤマウルシ、ヤマユリ、ナルコユリ、 トリカブト、ニガナが多い、昔の石畳を横に見る11:45、 通信ケーブルらしきものを発見。オオバギボウシ、ミズ キ、オニドコロ、ツタウルシ、12時に浅間山山頂に着い て昼食休憩。付近にヤマボウシがあり、すぐ近くで水野 さんにコナスビだと教わる。ニシキツギもあった。12:30 に出発。 |
ミズキ |
オオバウマノスズクサ |
逓信省の境界石があってみなさんの見解によると通信
ケーブルが埋まっているとのこと。クマシデの実生があ
って、雄花ともども目の高さで観察できた。ゆるやかな
下りでは放置されている伐採木が目立った。ハゼがあっ
た。下りではナツトウダイに新しい葉が出ていた。クサ
イチゴがある、地面に白い粉がまぶされているように見
えるのは、上に咲いているミズキの花が落ちたものだと
わかった。オオバウマノスズクサを見られたのはラッキ
ーだったし、ミツバウツギ、ハンゴンソウがあった。キ
ブシの実があふれんばかりに下がっているのも見た。 クリの木があってクリタマバチに冒されていて実を切 断すると幼虫がいた。山道に黒いチョウチョウがとまっ ていて、水木さんがダイミョウセセリだと判定、ボタン ズル、ヤブレガサ、カタバミ、ハコネウツギは箱根には ないからニシキウツギと判定、ヤマウドは食べられるウ ドだと福重さん、右手の奥に小さめのハンショウズルが ぶら下がっているのを発見、サルナシの花が目の前に登 場した。電柱置き場で13:51にトイレ休憩、みなさんでイ チヨウランかカンアオイかと意見を交わしていたら、上 野さんが即座にナルコユリの一年目の葉だと判定されて 感服した。 |
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下りの半ばからは江戸時代の石畳の道となり、土砂で
隠された部分が滑りやすく歩きにくかった。下りの疲れ
もあって転ぶ人も多かった。歩きながらテイカカズラが
落ちていると思っていたら、最後の小休憩で福重さんが
それはこれではないかとメギを持って登場、でも彼はト
ゲが指に刺さってしまい、振り返りのツボ八でトゲ抜き
に苦労していた。後半の1時間ほどは見るものも少なく
淡々と歩いた。足下要注意だったのでちょうど良かった
か。 14:47に登山口に到着、歩いて箱根湯本駅へ、天気が回 復して暑いほどになった、ちょうど予定通りの15時だっ た。15:08の各駅に乗って小田原駅へ。15時半から16時 半まで小田原のつぼ八で「振り返り」。結構汗をかいた ので、最初の生ビールが感激的にうかまった。今回の振 り返りの趣向は、自分が一番印象的だった山野草につい て一言語ることだった。男2,500円、女性1,400円だった。 17名中16名参加。平野さん途中で帰り2,000円。合計 38,500円だったか。。予想した以上に山野草の多く見ら れたハイキングだった。 |
サルナシ |
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