| ●日時：２００６年０１月０１日（日） | |
| ●メンバー：稲葉 力他 |
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| ●芋川温泉の湯の泉質：ナトリウム泉 |
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| ●行程：大体の行程 ○１２月３１日（土） ９：００頃、淵野辺駅を出発 １４：００頃、浦佐駅着 １４：３０頃、芋川温泉着 ○０１月０２日（月） １０：３０、タクシーで小出駅へ １１：００過ぎ、小出発 １２：００過ぎ、越後湯沢で「たにがわ」に乗車 １４：００前、東京駅着 | |
 雪に埋まる小出駅のホーム |
昨年（２００５年）の１０月初旬に浅草岳と荒沢岳の登山に来て、生憎と天候が悪く
山には登らずに帰った。そのとき、僕は最初の日に「芋川温泉」に泊まり、荒沢岳も駄
目になった日は「じねん」で昼食をみんなで取り、その日の夜は「自在館」に泊まった
のである。 「自在館」はメジャーな温泉旅館だが、「芋川温泉」は全くマイナーである。インタ ーネットでどこか適当な値段の温泉がないか探して見つけたのである。その結果はすで に報告したとおりだ。芋川温泉を去るときに、今年は正月は芋川温泉で過ごして、スノ ーボードに挑戦しようと決めたのである。予約はそのときに済ませた。そのときに女将 に聞いた話では「常連さんがすでに予約している」とのことだった。 |
年末の２９日だったか、芋川温泉の女将から電話がかかって来た。積雪が３ｍもある
ので車で来るには注意が必要だ、とか眺めのブーツで来てくれとか、一枚余分に着て来
いとかわざわざ電話をしてくれた。僕らは新幹線で行くつもりでその心配はなかった。
まあ、毎年山の温泉で過ごしているのでその手のことには十分慣れているのだ。 ３１日の９時頃に自宅を出て、淵野辺から横浜線、横浜から東海道線に乗ったが空い ていた。ところが東京駅で新幹線改札に来たら人がドッと増えた。やはりいつもより混 んでいた、というよりかなりの混雑だった。まあ、連れ合いの風邪の具合が悪く寒風の 中で待つわけにもいかず、立ち席で行くことにした。予約が遅くなって指定券を取れな かったのである。結局、熊谷あたりまで立っていくことになった。 |
 芋川温泉は雪に囲まれている |
 常時水を流している |
浦佐で新幹線を降りて、上越線に乗り換え。立っていたし、社内販売もなかったので
昼食を食べ損ねたので小出の駅で駅ソバを食べておいた。ここから乗っても２０分ほど
だったか。小出で降りて、２日の帰りの新幹線の切符を求めたが当然満席。すぐにタク
シーで芋川温泉に向かった。実は僕はいつも正月は山の温泉で迎えている。昔は山の中
だった。昨年は八甲田の城ケ倉温泉で雪はもっと深かった、だから、今年の新潟の雪も
特別深いとは感じなかった。失礼ながら駅に着いてガッカリしてしまった。 タクシーは１５分ほどで芋川温泉へ。何もない「人間回復」の温泉なのである。着い たら女将と板さん（ご主人らしい）が顔を出してくれた。部屋は、いつもより広い部屋 をしっかり暖房して準備してくれていた。全部で２０畳はあろうかという贅沢な部屋で ある。 |
風呂に入って、ビールを飲んで本を読んでいた。本は、「日本の不平等」なのだ、何
を思ったのか毎日新聞にだまされて持参した。この夜は１８時半から部屋で食事をした
が、熱燗もうまかったし、料理も前回以上に旨かった。鮭の料理が２つ出た。酒の頭を
使った「ひなまず」は、微妙な味だった。故首相の田中さんが、鮭の料理が好きだった
ことを思い出した。前回同様、微妙に満腹だった。ご飯も勧められてつい食べてしまっ
た。 １１時過ぎにソバを出すというので、紅白を見ながら僕は酔って待っていた。ソバは そこそこだった。ソバはオリジナル料理ではないのだね。連れ合いが具合も悪く、例年 のように早く寝たので一人で二人前食べた。僕の２００５年は１１時４５分で終わりだ った。 |
 風呂の窓から見えるのは雪のみ |
 部屋の窓から外を見る |
翌日の朝食は９時半だというので９時に風呂に行ったら、９時過ぎに連れ合いが風呂に
迎えに来た。朝食だという。そそくさと上がって大広間に行くと、もう一組の家族が待っ
ていた。大宮の勤務医のようだった。雑煮は鮭をふんだんに使った郷土料理だった。ご一
緒した家族は、中学生の息子と幼稚園の娘を連れていた。たいそうしつけのいい家庭で驚
いた。もう、５年以上、年に４回ほど来ているという。 この日（１日）は、終日本を読んでいた。スノーボードの予定だったが、足の都合もあ り連れ合いの風邪もあって断念した。一番の理由は年ではないだろうか、あれこれ理由を 挙げるのがその証拠である。でもそのおかげで本は読めた。 こんな状態で今年の正月を過ごした。 |
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