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□■□■□ 山の温泉シリーズ第51話－北温泉－ ■□■□■ －－－－－ ＢＭＡＮ第３回全国ＯＦＦ協賛山行 －－－－－ さて、今回は栃木県は北温泉だ。山の名前でいけば、那須茶臼岳 三本槍岳、朝日岳、甲子山ですね。ＢＭＡＮの全国ＯＦＦのついで に、有志を集めて登っちゃいました。 【案 内 図】 ＝甲子峠
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北温泉－－〒３２５-04 栃木県那須郡那須町湯本１５１℡ 0287-76-2008 【交 通】 那須から登るとする。 東北本線なら、黒磯で下車。路線バスが那須山麓のロープウェー駅 まで連れて行ってくれる。ただし、これは１１月下旬までの話だ。 この時期を過ぎたら、バスは那須湯本までだ。ちょっと歩かされる。 新幹線なら那須塩原駅で下車する。ただし、那須塩原発のバスは 少ないようだ。東京の人は在来線の方が利口だと思う。 帰りは那須に戻るコース、北温泉に行くコース、甲子温泉に行く コース、板室温泉を経由するコースがある。今回は北温泉のコース の紹介だ。 【山 の 話】 那須茶臼で最もポピュラーなコースなのは、峰の茶屋を越して三 斗小屋温泉に泊まり翌日、目的のコースを歩くか、そのまま板室方 面に下山するコースだと思う。わたしは、板室温泉には行ったこと がないが、先日行った当山岳会の連中の話では、入浴だけだと断わ られるそうだ。 一般的な注意としては、１２月から３月までは山のプロの世界だ ということ。以前アップしたが、風が強く一歩間違えば遭難の恐れ があり、事実たまに遭難している。 さて、温泉ＯＦＦの行われる１１月３日の早朝５時にわたしは起 床した。アクセスしたら、DAMIANがＦＯＲＴからちゃんと帰ったよ うなので一安心。５時２０分には家を出たらあんまり乗継ぎがうま くいって、上野に５０分程前についたので、たまに入る上野駅地下 の汚い食堂で、演歌を聞きながらラーメンを食べた。朝早くから演 歌を聞くと脳味噌が腐りそうになるよ、全く。 ホームに３０分ほど前に着くと、程なくｅｍｏさん到着。ｅｍｏ さんはアウトドアスタイルが決まってるね。その内なべさん到着。 電車が入ったので３人で席を確保して待つが、米米さんと、だいふ げんさんがなかなか来ない。心配してホームをうろついていると、 ３分ぐらい前に、それらしき二人連れが登場。「つーさんですね」 「だいふげん、米米」さんですね。でＯＫだった。赤羽でDAMIANが 乗ってきて、やっと全員が揃った。 電車での失敗と、会話は今回は省略。 さて、２時間４０分ほど電車に乗って、黒磯ではすぐバスに連絡 している。タクシーに５人乗ればバスと同じぐらいの料金だった。 那須手前の紅葉は真っ盛り。那須の方はさすがに遅く、葉が散かけ ていた。天気もよく、景色は抜群だった。 バスに１時間乗るので、１１時にはロープウェーの麓駅に着いて すぐ登る予定が、なんとロープウェーの時間待ちに５０分もかかっ てしまった。この誤算は大きかった。車の渋滞もひどかった。 たった４分間のロープウェーだが、紅葉の時期の空中からの眺め は美しい。終点に着いて、早速歩いて、峰の茶屋で昼食ということ にした。それにしても、みんなの準備には正直驚いた。水筒は全員 持っていたし、足周りも、だいふげんさん、米米さんは当然として も全員きちんとしていた。 ロープウェーからの登り始めに、わたしは直登コースを選んでし まった。通常のコースなら、なんでもないんだが、いきなりのアル バイトで久し振りの人には迷惑をかけてしまった。なべさん、ごめ んなさい。なべさんの激しい息遣いを聞きながら茶臼の山頂に到達 した。だいふげんさんは、最後を悠々と歩いている。キャリアを感 じさせる。DAMIANは若さで大丈夫だ。 茶臼で記念写真をとって、峰の茶屋へ向かう。こんなハイキング 向きのコースでも大きなザックを背負ったパーティがいた。峰の茶 屋のわずか手前で、あんまり眺めがいいので休憩にした。 わたしがコンロを出してお湯の準備を始めると、DAMIANがワンカ ップを出した。わたしは、カンビールを出した。すると米米さんの 小さなザックから１升瓶が出てきた。なんと大阪から持ってきた河 内ワインだという。なべさんの奥さんが作ってくれた、つまみを食 べながら宴会になってしまった。わずか、２０分ほどでワインもな くなった。景色は良い、酒はうまい。だけど歩けるの？ 正面に見えるアルペン的眺めの朝日岳山頂には、米粒ほどの人の 姿が見え、果して酒飲んで４０分でいけるかどうか危ぶんだんであ りますが、無事に到着。アルコールも手伝い一段と呼吸が怪しくな った一行の、調子をここで整え、後は予定では一気に下る予定だ。 朝日から先は、ほとんどいく人がいない。ハイキングコースなん だけどほとんど来たコースを帰るみたい。ミニエースさんが書いて いたけどちゃんとした（？）ハイキングコースですよ。 もっと温かったら昼寝でもしたい清水平からいよいよ北温泉に向 けて下山だ。ここから左に行くと三本槍だ。もし時間があれば有志 で行こうと考えていたけど、遅くなったし止めることにした。だい ふげんさんも反対しないし・・・。 下りは１時間３０分程のコースだ。枯葉を踏みしめながら下った。 下が濡れていると運動靴ではちょっときついかなと思うコースだっ た。３時過ぎからTOMシーバー、みけシーバーと交信開始。やっと 交信できたのは４時前の温泉も近くなった頃だった。 ４時２５分頃に温泉着。窓から先着組の歓迎を受けた。部屋に入 り早速、カンビールを買って、有名な温泉プールに飛び込んだ。 【北 温 泉】 すでに温泉で酒を飲んでいるDAMIANに続いた。次が米米さん、な べさん、ｅｍｏさんと山組が続々来た。暗くなる前にだいふげんさ ん。汗をかいたあとの露天風呂、それとビール。これはもう天国だ。 おまけに景色の良さ！できれば、もう少し温かい時期に、もう少し 早い時間に入りたかった。難点をいえば、水着の女性だ。「プール」 か「風呂」か決めた方がいいだろう。「プール」なら水着を着るべ し。「風呂」なら裸！ ところで、北温泉には他に、「天狗の湯」「湯滝」「目の湯」の ３つがある。「天狗の湯」というのは、方々の温泉にあるんですね。 北温泉にも風呂の上にでっかい天狗の面があった。この風呂はいい ね。半露天という感じで、解放的な風呂です。湯滝は打たせ湯です ね。これもいい。写真で見ると、目の湯もいい。しかし、ここは女 性風呂なんだ。入れない。夜中に入ろうなんていってたけど、寝ち ゃった。 北温泉は昔は「喜多」温泉と書いたんだそうです。建物は古く歴 史を感じさせ、とてもいいのです。でも、古めかしい玄関に大きな ビデオがあったりするし、酒の注文も７時半までで後は自動販売機 だったりする。宴会場などにもいろりがある。今後は、近代化して いくんだろうね。温泉の背後の大きな砂防ダムは気に入らない。 料金は税サ込みで７０００円。これは安い料金だと思う。食事は 値段にふさわしい（？）。つまり期待はできない。安い料金で、う まい田舎料理は滅多に食べられない。わたしは、作る人がいないか らだと思うんだけどね。どこでも同じ様な料理だもの。もっとも、 金のかかった宴会料理も、旨くはないなー。 【おしまい】 いつも山岳会で登っているわたしですが、今回の山は味があった。 ＢＭＡＮで登るのもいいもんだ。やはり、登った後にテントで１泊 したいね。 前回お知らせしたように今回、第５１回で連載は終了にします。 今後は、機会があったときにアップするつもりでいます。 NBH01357 つーさん |
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