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■□■□■ つーさんの山の温泉シリーズ □■□■□ 第５３話 伊豆七島は神津島の神津温泉 （その１ 全体の説明）−−−７４行−− 今年のゴールディンウィークはどうしようかなと４月の始め。わ が山岳会の予定は、ここ数年の双六岳での山スキーツアーと、涸沢 をベースとした北穂高岳・奥穂高岳の登山である。つれあいのこと も考えると、今年はちょっと趣向を変えたい。しかも、もちろん山 と温泉にこだわりたい。 そこで、以前から気になっていた伊豆七島の秘湯で知られる足付 温泉・地鉈温泉を有する式根島を核にして考えることにした。 大島には以前、昭和６０年の１２月に行ったことがある。噴火の 前年である。３０ｋｍマラソンに出場したのである。この島には、 もちろん三原山がある。そして温泉は、大島観光ホテルにだけある のだ。三原山の山頂付近にあり、ハイキングにはもってこいだ。 式根島には先ほど書いたように、足付温泉と地鉈温泉がある。こ の二つは海中温泉である。海岸にあって、汐の加減を見ながら入る わけだ。でも、式根島には山といえる程の山はない。 神津島には人工の神津島温泉と錆崎温泉がある。山なら天上山が ある。なかなか変化に富んだ島なのである。 それで、結論は竹橋桟橋を出てまずは神津島、翌日が式根島、最 後に大島に寄って帰京することとした。４月２６日の夜発で３０日 の夜帰京である。 【案 内 図】
以降、各編に続く。 NBH01357 つーさん |
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